肩こりは多くの人を悩ませる症状の1つです。
実際に症状を訴える物の中で
女性の第1位となっています。
男性でも腰痛に引き続いて第2位になります。
この肩こりの原因について紹介したものはこちら
この肩こりを引き起こす原因の1つに
肝臓の不調があります。
また、肩こりだけではなく肝臓の不調によって
坐骨神経痛を引き起こすことがあります。
坐骨神経痛とは
臀部から大腿後面、下腿後面まで痛みや痺れを引き起こす疾患です。
なぜ肝臓の不調によって
肩こりや坐骨神経痛のような症状が起こるのか
解説をしていきます。
【肩こり&坐骨神経痛?】肝臓の不調による症状
肝臓はとても大きい臓器で役割もたくさんあります。
①栄養の代謝
②解毒作用
③担汁を作る(脂質の消化に不可欠)
この他にもたくさんあります。
また、肝臓は呼吸をするために重要な
横隔膜という筋肉と連結しています。
そのため、肝臓の動きが悪くなってしまうと
呼吸が深く行いにくくなる可能性があります。
すると、呼吸が浅くなり
自律神経の乱れにもつながっていきます。
自律神経が乱れることによって
●食欲が乱れてしまう
●様々な不定愁訴につながる
ことも考えられます。
肝臓の働きについてはこちら
この記事では肝臓の不調が具体的に
なぜ肩こりや坐骨神経痛につながるかを解説をしていきます。
肝臓をコントロールする神経と肩こり
肝臓などの内臓も神経によってコントロールされています。
そして肝臓には首から出る神経が繋がっています。
つまり肝臓に何かトラブルがあることで
神経を通して首にその刺激が入ることになります。
そして、その首の部分の神経は
肩まわりの筋肉をコントロールしているため
肝臓のトラブル→首の神経に影響→首や肩のコリ
ということが起こります。
なので、右側の首の凝りが強い場合は
肝臓のトラブルの可能性があります。
肝臓と腸の関係による坐骨神経痛
坐骨神経痛とは
臀部から大腿後面、下腿後面に痛みや痺れを引き起こす疾患です。
では、なぜ肝臓のトラブルで坐骨神経痛が起こるかと解説をします。
肝臓には栄養が集まります。
その栄養を集める血管を門脈といいます。
この門脈は本来肝臓に集まるのですが
肝臓のは働きが悪くなることで鬱血してしまいます。
鬱血して血液がスムーズに運ばれないと
血管の根本である下腹部にも血液が鬱滞してしまいます。
その結果、坐骨神経にもきちんと栄養が回らなくなってしまって
痺れや痛みが起こることにつながります。
だから、肝臓にトラブルが起こることによって
坐骨神経痛を引き起こしてしまうことがあるのです。
その場合は、肝臓のケアがとても重要になります。
肝臓のケア
肝臓のケアとしては、肝臓の内臓ヨガが有効です。
『肝臓の内臓ヨガ』
また、肝臓に負担をかけないような生活の意識も重要になります。
●お酒を控える
●薬を過剰に取らない
●加工食品を過剰に取らない
ように気をつけましょう!
まとめ
●肝臓のトラブルによる影響
・首の神経と肝臓がつながっているため肩こりにつながる
・肝臓のトラブルにより鬱血が起こり坐骨神経痛につながる