普段の仕事や家事や育児で肩がつらい…
こんな悩み多いですよね?
実際に肩こりは症状として
女性で第1位となっています。
男性でも腰痛に引き続いて第2位になります。
これだけ多くの人を悩ませる肩こりには多くの原因があります。
だから
これをやれば治る!これだけで肩こり解消!!!
なんてものはありません。
なので、なぜ肩こりの症状が起こる原因を考えて
それに合わせた対処をしなければなりません。
今回は肩こりが起こる3つの原因をお伝えします。
それぞれ試してみてください。
肩こりの3つの原因
①姿勢
②内臓
③自律神経
もちろんそれぞれが独立しているわけではなく相互に関係し合っています。
自分がより当てはまりそうなもの、できそうなものから実践していくことで肩こりの改善につながります。
①姿勢
頭はボーリングの玉のような重さと言われており
体重の約8~10%程度あると言われています。
そのため、体重60kgの人では頭の重さは約6kgにもなります。
そんな重たい頭を首の骨(頸椎)だけで支えているため
姿勢が悪くなると首の筋肉に過度な負担がかかります。
肩こりで悩んでいる人に特徴的な姿勢
頭と肩の位置の関係を見るとそれが一目でわかります!
この様な肩こり姿勢になると首の後ろにある筋肉が硬くなります。
それによって、痛みや凝りなどの症状として現れ肩こりを自覚することになります。
これは普段デスクワークなどで座っている時間が長い人が、
肩こり姿勢を取り続けることで
その姿勢が習慣化していまい症状を起こすケースが多いです。
【肩こり改善のためのストレッチを動画で解説】
動画内で出てくる背骨のストレッチがオススメです。
背骨が硬くなっていると、良い姿勢を取ろうとすることがストレスになります。
なので、まずは背骨を柔軟にすることがとても重要です!
②内臓
内臓は、背骨、肋骨、骨盤に囲まれたところに存在しています。
これらは体幹のインナーマッスルと呼ばれる
姿勢を保つために重要な筋肉とつながっています。
そのため、内臓がなんらかの原因で硬くなってまうと
体幹のインナーマッスルがうまく働かなくなり
肩こり姿勢を引き起こしやすくなります。
また、内臓が硬くなってしまうと腹式呼吸がうまくできなくなってしまいます。
すると、肩で呼吸を行うようになります。
肩が上下するような呼吸を続けていると
肩こり筋たちに過度な負担がかかります。
そのため、内臓の硬さが原因で肩こり筋の痛みに繋がってしまうのです。
筋肉に対するストレッチだけで改善があまり見られない人は
内臓ヨガを併せて行い、内臓の動きもよくしてあげることが大切です。
腹式呼吸改善のための内臓ヨガ
腹式呼吸を行いやすくするためには
横隔膜というお腹にある呼吸のための筋肉が働く必要があります。
横隔膜と強く関連している内臓として、肝臓、脾臓、胃の3つが挙げられます。
それぞれの内臓ヨガを行うことで、内臓の硬さが軽減して腹式呼吸が行いやすくなります。
呼吸を改善することで無意識に肩こり筋にかける負担が減ります!
その結果
肩こりの軽減につながります
③自律神経
自律神経は頭から背骨の横を通って骨盤まで向かいます。
その途中で手足の血管と同じように進み、身体の隅々まで向かっていきます。
この自律神経は主に内臓をコントロールしています。
そのため、内臓からの情報を脳に届け
脳からの情報を内臓に届けるという相互的な役割があります。
内臓になんらかのトラブルがあると、自律神経を介して刺激が伝えられます。
この自律神経は背中の筋肉の緊張もコントロールしているため
内臓にトラブルがあることで、背中の筋肉の緊張を強めます。
その結果
内臓のトラブルが自律神経を介して肩こりを引き起こしてしまいます。
自律神経のバランスの整え方
自律神経を整えるために最も重要なのは睡眠です。
睡眠時間が短くなったり、睡眠の質が低下すると交感神経が緊張しやすくなります。
その結果
自律神経の乱れにつながります。
睡眠時間の目安は7時間〜8時間です。
睡眠時間を確保する工夫をした上で
睡眠の質の改善も行っていきましょう!
【睡眠に関する記事はこちら】
【睡眠の質改善について動画で解説】
まとめ
肩こりを引き起こす原因は数多くあります。
今回肩こりの原因として紹介した
●姿勢
●内臓
●自律神経
これらは相互的に関係しています。
そのため
背骨のストレッチ、内臓ヨガ、睡眠の改善を
一緒に行うことでより効果が高まります。
いっぺんにやるのが難しければ
できるところから始めてみてください!