ダイエットと言うと
●無理な食事制限
●ハードなトレーニング
●ファスティング
などなど、これらのことをしないと痩せられないと思っている人が大勢います。
また、ダイエット情報はこのようなものばかりです!
しかし基本的にはこんなことは必要ありません。
しっかりとダイエットの本質を理解して
日々の生活の中で習慣化してくことができればダイエットは可能です。
一時的にハードなことをして痩せることができたとしても
リバウンドを引き起こす可能性が高くなります。
そもそもダイエットの本質は食欲のコントロールです。
食欲コントロール無しにダイエットするのは
難しいし、根本的な解決にはなりません。
この記事では
●食欲コントロール
●ダイエットにおける体重減少の基礎
についてお伝えしていきます。
【食欲コントロールに関するその他の記事】
ダイエットの大原則
ダイエット(体重を減らすこと)の基本は
食事の量よりエネルギーを使った分が上回ることです。
つまり
(摂取カロリー) ー (消費カロリー) <0
当たり前の話にはなるのですが、これがきちんとできて始めて体重が減ります。
以前流行ったリンゴダイエットやバナナダイエットも一緒です。
リンゴを食べたから痩せるとかバナナを食べたから痩せるはありません。
それらを中心に食べた結果
摂取<消費となったから痩せただけの話です。
だから、リンゴでもバナナでも食べ過ぎれば太ります。
じゃあやっぱり無理な食事制限をして
カロリーを減らしたほうが痩せるんでしょ?
という考えになるかもしれませんが、これにも実は落とし穴があります。
カロリー制限のワナ
基本的な体重の減少は
(摂取カロリー) ー (消費カロリー) <0
と、することでした。
つまり、過度な食事制限をすれば一時的にではありますが、
(摂取カロリー) ー (消費カロリー) <0
このような状態を作ることができます。
すると、一時的に体重の減少が見込めます。
しかし、これの問題点は2つあります。
①食欲が強まり反動で食べ過ぎることにつながる
②代謝が落ちてリバウンドしやすくなる
それぞれを解説します。
①食欲が強くなる
食事の量を制限すると、身体の中に入ってくるエネルギーが少なくなってしまいます。
すると、身体はエネルギーを欲するので食欲が自然と増します。
過度な食事制限をする人は
この食欲をなんとか我慢するかごまかそうとします。
しかし、我慢の限界が訪れたときに
反動で食べ過ぎることになります。
その結果、リバウンドを引き起こしてしまいます。
カロリーの目安として
体重×25kcal以下であれば要注意です!
食事量を見直すことをオススメします。
②代謝が落ちる
基礎代謝が高いのは筋肉だ!と思い込んでいる方が多いかもしれませんが
実は基礎代謝の割合が1番高いのは内臓です。
そして、この内臓は食事(摂取カロリー)が多くなることで
入ってきた食べ物をを処理しようと活発に働きます。
また、身体の中に入ってくるエネルギーが少ないと
活動に回すエネルギーが足りない状態になります。
そのため、徐々に代謝を落として対応することになるのです。
代謝が落ちてくると、そこからさらに体重を減らすためには
よりきつい食事制限をしなければならなくなります。
一方で、食欲はどんどん強くなるので
我慢の限界が訪れてしまい食べすぎてしまいます。
その結果、無理な食事制限が大きなリバウンドを生んでしまうのです。
1度代謝が落ちてしまった場合は
筋トレよりもまずはきちんと食事を摂ることが必要です。
目安は最低体重×30kcalくらい。
これで体重が増えずにキープできるようになれば
代謝が戻ってきたサインになります。
この食事量を増やす過程で、体重が少し増える可能性が高いです。
ただ、この代謝が低いままだとさらに痩せることは難しいし
食欲も強いままになってしまいます。
なので、まずは痩せるためにしっかり食べることを意識してみてください。
まとめ
●ダイエットで無理な食事制限をすることは危険
・食欲が強まる
・代謝が落ちる
●まずは痩せるためにしっかり食べることから始める